リ・ライフ カルチャーセンター ヤマハ音楽教室 緑丘センター

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2021.04.03

子どもに空手を習わせる7つのメリットとは?

こんにちは。
リ・ライフカルチャーセンターです。
東京オリンピックもだんだん近づいて参りました。新型コロナウイルスはまだ完全に収束しておりませんが、果たしてこのまま無事に開催されるのでしょうか?
今回は、その東京オリンピック開催競技となり、世界的にも注目を集めている「空手」についてのお話をしたいと思います。
さて、競技としての空手には「組手」と「形(かた)」の2種目ありますが、その競技人
口が日本国内で約15万人の柔道に対し、空手は約300万人、世界では約165ヶ国、なんと7,000万人の子供からお年寄りまでが行なっていると言われています。
これだけ聞いてもその人気っぷりがうなづけるのですが、そもそもこの時代に空手なんて必要なのでしょうか?
殴られて痛い思いをし、殴った方も痛い。辛い稽古を繰り返し、お稽古事としてお子様を通わせている親御さんはさぞ心配なのでは…?
そんなふうに空手は、危険なスポーツだ、と思われている方も多いかと思います。
しかし、空手には多くのメリットも存在し、子供の頃から学び始めれば、「心・技・体」を鍛え、自然と“日本人らしさが身につく”らしいのです。
幼少期からの人格形成にぴったりなスポーツとも言えるのではないでしょうか?
そんな空手をお子さんたちが習うメリットを、7つあげて見ました。
ぜひ、ご参考にしてください。

●メリット その1「礼儀作法が身につく」

空手の稽古の場では、先生・先輩・後輩といった上下関係があります。
空手では、何をするにも必ず大きな声で「押忍!」と挨拶をしなければなりません。
指導する先生や先輩たちに、この習慣を繰り返し叩き込まれることによって、普段の生活から気持ちの良い挨拶ができるようになるのです。

●メリット その2「体力がつく」
空手の稽古を続けていくうちに、身体に変化が現れます。
半年もすると、自然に体力が付いているのです。
暑い夏場は特に身体にキツいので、他の子たちに比べ、体力的に向上するチャンスと言えるでしょう。
持久力や柔軟性も格段に上がります。

●メリット その3「勝負事にこだわるようになる」
空手に限った事ではありませんが、格闘系のスポーツは、「負け」=「痛い目にあう」ということが多いです。
このことから、その他のスポーツ以上に「勝負」にはこだわるようになるのです。
ただ、成長するにつれ、「痛い目にあう」辛さより、負けて「悔しい」気持ちの方が大きくなって行きます。
試合で負けた時、痛くて泣いてるのではなく、明らかに悔しそうに泣いているお子さんを見かけると、「成長しているんだな」と実感するでしょう。

●メリット その4「努力をするようになる」
空手の稽古をすればするほど、強くなって行きます。
結果が伴わない時ももちろんありますが、必ず強くなっているのです。
お子さん自身、「努力は裏切らない」という、その意味が分かってきます。
稽古の甲斐あって、やっと試合で勝てた時などは、さらにその言葉の意味を実感するでしょ
う。
しかしながら、苦しい稽古を続けていくためには、先生や親御さんの暖かいフォローが必要です。

●メリット その5「忍耐力が身につく」
空手の稽古中、殴ったり殴られたりする場合があります。
空手では、痛みを我慢し、痛そうな表情をしてはいけません。
また、しんどそうな態度をとることもダメなのです。
試合になると、対戦相手に自分の弱みを教えてしまうようなものです。
忍耐力を養うには、日々の練習・稽古を繰り返すしかありません。

●メリット その6「精神的に強くなれる」
子供の頃から空手をしていると、精神的に強くなります。
空手の試合では、自分より明らかに強そうな対戦相手と向き合っても、逃げ出したりすることはありません。
しかし、子供の頃はほとんどの対戦相手が自分より大きく、強そうに見えていたはずです。
時には恐くて逃げ出したくなる時もあるでしょう。
それでも場数を踏めば踏むほど、「恐い」気持ちより、「勝ちたい」気持ちが大きくなっていくのです。
その壁を乗り越えると、精神的に強く大きく成長した姿を見ることができるはずです。

●メリット その7「自分の身は自分で守れる」
実社会で、自分の身が危険な状況に置かれたりすることがよくある、とは言い難いですが、もしもの場合、自分自身を守れるでしょうか?
そんな時、冷静になって自分の持っている力を最大限に発揮し、自分の身を守れるような稽古もしています。
もちろん、格闘家にとっての拳や蹴りは凶器となるので、普段の生活で使うことはタブーです。
ただし、「自分の身を守る」最低限の正当防衛の手段としては、空手の経験が活きてくるのです。
いかがだったでしょうか?
このように空手には、身体的だけでなく精神的にも強くなれる、たくさんのメリットがあります。
お子さんに、空手の素質があるかどうかも関係ありません。
現在も世界中で人気の空手ですが、東京オリンピックでさらに人気が出ること間違いなし!
少しでも気になっているなら、気軽に見学にでも来られてはいかがでしょうか?